通常であれば、学期始めは楽しいものであるはず。

もうすぐ２学期。もう始まっている高校とかもありますが、この地域で多数派は９月１日からです。

統計的には、不登校も増えます。子供の自殺も増えます。防ぎたいのに増えています。何が悪いのかわかっているのに、だれも核心に触れません。

皆さんの中にも子供のころに死にたいと思った人はいると思いますが、親に言わなかった人が多いのではないかと思います。どんな返事がくるか、わかっているからです。聞いてもしかたがない、ムダなことはしない、親にはわるいから、目の前で取り乱すところを見たくない、など、それで、言わずに出かけます。そんなことを経験した人は全国にたくさんいますよね。

いつの時代も、変わらないのは人間性。今の子供たちもきっとそう思っています。

基本的には良い友達がいることがポイントだとわかっていますが、その機会はコロナ禍を経て減っているように思います。子供たちの知識も経験も、とても減りました。学力は全体で沈下しています。真剣によく考える機会は減っています。いい大人、経験のある大人、知識のある大人、子供と関われる大人が何人いるかで、命をつなげるかどうかが分かれることがあると思います。どの親も、うちの子が死ぬとは思っていなかったはず。でも、今もたくさんの子供がその選択をします。高校生は学業や進路でも死んでしまうことがあります。日常の子供を守る仕組みを高めましょう。本当に心配。